愛と感動の世界遺産へようこそ。
ナイルのほとり、巻き戻せない二人だけの時間。
【原題】Cairo Time
【監督】ルバ・ナッダ
【キャスト】パトリシア・クラークソン,アレクサンダー・シディグ,エレナ・アナヤ,アミナ・アナビ,トム・マッカムス
2009年/カナダ,アイルランド/90分/エデン/35mm
8月16日(土)〜8月22日(金) |
11:55〜13:30 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
切なくもロマンティックに惹かれあい、ゆれる、女と男。夢のように美しく、永遠のようで一瞬にして過ぎ行く、かけがえのない時間。それは、静寂な砂漠にたたずむピラミッドだけが知っている、ある愛の物語。
エジプトの首都にして世界遺産を数多く有するアフリカ最大の都市カイロという圧倒的なロケーションを舞台に、美しくも切ないラブストーリーの新たな傑作が誕生。
出演は、ヒロインのジュリエットに、トッド・ソロンズ監督の『エデンより彼方に』(02)でニューヨーク映画批評家賞助演女優賞受賞、数多くの名作で印象的な演技を披露している現代アメリカ映画界を代表する名女優パトリシア・クラークソン。
ジュリエットの心をとらえる魅力的なエジプト人男性タレクには、『キングダム・オブ・ヘブン』(05)、『シリアナ』(05)、『ミラル』(10)などで個性的な存在感を見せるスーダン生まれの名優アレクサンダー・シディグ。ジュリエットがパーティで知り合って意気投合する奔放な友人キャサリンに、『美しすぎる母』(07)、『この愛のために撃て』(10)などの他、ゴヤ賞の主演女優賞に輝く『私が、生きる肌』(11)での衝撃的な演技も記憶に新しいスペインの人気女優エレナ・アナヤ。
監督・脚本を手がけたのは、シリア人の父とパレスチナ人の母を持つカナダ人女性監督ルバ・ナッダ。13本の短編映画で世界各国500以上の賞に輝き、アトム・エゴヤンに見出されてメジャー・デビューを果たしたカナダ映画界期待の新鋭で、長編3本目となる本作にもエゴヤンは原案協力として参加。
[ギザのピラミッド]、[カイロ歴史地区]、[ハン・ハリーリ・バザール]、[カスルエルニール橋]、[白砂漠]、[スルタン・ハサン・モスクとマドラサ]、[エル・フィジャウィ・カフェ]、[絨毯工房]…、数々の世界遺産や観光名所など、カイロ各地で撮影が行われた本作は、2009年のトロント国際映画祭で最優秀カナダ映画賞を受賞。全米劇場公開時(10年8月6日)には、わずか5館でのスタートながら、週末のチケットが全回ソールドアウトとなる大人気を博し、後最大76館まで拡大され14週にわたるロングランヒットを記録し、映画批評サイトROTTEN TOMATOESでは、“2010年の最も高い評価を受けたラブストーリー”。
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