郊遊<ピクニック> screen ベティ

公式サイト: http://moviola.jp/jiaoyou/

現代の台北。果てなき孤独を照らす、異界の光。
ツァイ・ミンリャン監督、最後の傑作。

【原題】郊遊 Stray Dogs
【監督】ツァイ・ミンリャン
【キャスト】リー・カンション,ヤン・クイメイ,ルー・イーチン,チェン・シャンチー
2013年/台湾,フランス /138分/ムヴィオラ /DCP上映

12月13日(土)〜12月19日(金)
16:15〜18:35
12月20日(土)〜12月26日(金)
10:15〜12:40
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
パンフレットをネットショップで販売中
オンラインチケット購入はこちら

台湾の巨匠、ツァイ・ミンリャン最後の傑作。

現代の台北。
果てなき孤独を照らす、異界の光。
父と、幼い息子と娘。水道も電気もない空き家にマットレスを敷いて三人で眠る。父は、不動産広告の看板を掲げて路上に立ち続ける「人間立て看板」で、わずかな金を稼ぐ。
子供たちは試食を目当てにスーパーマーケットの食品売り場をうろつく。父には耐えきれぬ貧しい暮らしも、子供たちには、まるで郊外に遊ぶピクニックのようだ。
だが、どしゃ降りの雨の夜、父はある決意をする……。
劇場長編映画として最後の作品となる本作で、初めてツァイ・ミンリャンが描く子供の姿。それはまるで、まだ人ならざるクリーチャーのように異界からの光を放つ。だが、子供は、やがて人になり、人間の絶対的な孤独を知る。人であるということは、孤独であることと同義だと言うように。

2013年9月、ヴェネチア国際映画祭で突然発表されたツァイ・ミンリャン監督の引退。1992年の長編第一作『青春神話』に始まり、『愛情萬歳』『河』『西瓜』など数々の傑作を発表してきた台湾の巨匠の長編第10作にして、掉尾を飾る劇場映画作品が、本作『郊遊〈Jiao You〉』である。
第一作から描きつづけてきた“現代”と“孤独”を、独特のユーモアを包み込みながら、これまで以上に大胆な描写で、繊細に、豊饒に映し出す圧倒的な映画の力。有無を言わさず目に灼きつける強靭さと、いくつもの物語を包含する自由さ。
映画史上に残る驚異的な長回しのラストシーンにいたるまで、ワン・カット、ワン・カットに映画が立ち上がる。まさに「ここまで来た」と感嘆せずにいられないツァイ・ミンリャン最後の傑作である。

「郊遊<ピクニック>」への感想・オススメ文・期待コメント
映画を観た方の感想やオススメ文、これから鑑賞予定の方からの期待コメントなどをお待ちしております。facebookに投稿し、お知り合いにもぜひご紹介ください。
※コメントは承認後に表示されます。作品の詳細(ネタバレ)に触れられたコメントなどは表示されません。ご了承ください。
上映スクリーン
screen ジャック
館内入り口/チケット窓口/売店
パウダールーム/フライヤーコーナー/映写室
映画タイムテーブル
上映作品検索
※作品名・監督・出演者・製作国・制作年で検索することができます。
毎月の映画料金がお得になる、ジャック&ベティメンバーズクラブ、会員募集中!
ジャック&ベティブログ

月例イベント

ひばりチャンネル

不世出のアーティストが生誕地・横浜のスクリーンに甦ります。

ブログ

ジャック&ベティサロン

梶原支配人とともにざっくばらんに話しましょう。
ジャック&ベティスマートフォンサイト
LINE用QRコード
ジャック&ベティ公式LINEアカウント
友だち追加数
(スマートフォンのみ)