6才のボクが、大人になるまで。 screen ベティ

公式サイト: http://6sainoboku.jp/

4人の俳優が12年間家族を演じた。映画史上初の挑戦から生まれた感動の物語

【原題】Boyhood
【監督】リチャード・リンクレイター
【キャスト】エラー・コルトレーン,ローレライ・リンクレイター,パトリシア・アークエット,イーサン・ホーク
2014年/アメリカ/165分/東宝東和 /DCP上映

4月25日(土)〜5月01日(金)
14:00〜16:50
5月02日(土)〜5月08日(金)
13:35〜16:25
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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すべての瞬間に「大切」が宿ってる。

【映画史に残る、マスターピース!】

2014年2月、第64回ベルリン国際映画祭で上映された1本の映画が世界を驚かせた。監督は、『恋人までの距離(ディスタンス)』から始まるビフォア・シリーズで知られるリチャード・リンクレイター。同映画祭で彼に二度目の監督賞(銀熊賞)をもたらした『6才のボクが、大人になるまで。』は、6才の少年とその家族の変遷の物語を、同じ主要キャストで12年間に渡り撮り続けた画期的なドラマ。これまでどんな映画作家も試みたことのない斬新な製作スタイルと、歳月の力を借りながら少年の成長の過程を画面に焼き付けていくみずみずしい作風により、「21世紀に公開された作品の中でも並外れた傑作の1本」(NYタイムズ)と評された、映画史に残るマスターピースだ。米映画評集計サイトのRotten Tomatoesでは驚異の高評価100%を記録、早くもアカデミー賞最有力の声が上がっている。

【メイソンと家族の12年】

主人公は、テキサス州に住む6才の少年メイソン。キャリアアップのために大学で学ぶと決めた母に従ってヒューストンに転居した彼は、そこで多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父との再会、母の再婚、義父の暴力、そして初恋。周囲の環境の変化に時には耐え、時には柔軟に対応しながら、メイソンは静かに子供時代を卒業していく。やがて母は大学の教師となり、オースティン近郊に移った家族には母の新しい恋人が加わる。一方、ミュージシャンの夢をあきらめた父は保険会社に就職し、再婚してもうひとり子供を持った。12年の時が様々な変化を生み出す中、ビールの味もキスの味も失恋の苦い味も覚えたメイソンは、アート写真家という将来の夢をみつけ、母の手元から巣立っていく。

【なにげない日常の積み重ね】

そんなメイソンの成長を優しいまなざしで見守るリンクレイター監督は、家庭や学校のさりげない日常のひとこまを切り取ることで、少年の内面に渦巻く葛藤や悲しみを繊細に描写。さらに、その描写を12年分積み重ねていくことにより、パーソナリティが形成されていく過程を、誰もが見入ってしまうドラマチックな物語に仕立てた本作品のテイストは唯一無二だ。が、ユニークな点はそれだけではない。劇中には、イラク戦争やオバマ大統領の誕生といったアメリカ史を彩る出来事も多少盛り込まれているが、主に時代を表すのはメイソンがいじるゲーム機であったりハリー・ポッター・シリーズの巻数であったりする。サブカルチャーに託して時の流れを物語る演出には、日常に根差して人生を語ろうとするリンクレイターらしいこだわりが窺える。

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