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風がおしえてくれたこと。いのちと暮らす、いのちを食べる。めぐる、めぐる。越後妻有(えちごつまり)の里山で、絵本のようなドキュメンタリー。
【終了日:6/3(金)】
【監督】小林茂
2015年/日本/99分/東風/DCP
5月21日(土)〜5月27日(金) |
13:20〜15:10 |
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5月28日(土)〜6月03日(金) |
17:30〜19:10 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
舞台は越後妻有の里山。この雪深い村に都会から移り住んだ木暮さん夫婦は、芽葺屋根の古民家を修復し、見よう見まねで米を作って暮らしてきた。ゴリゴリと豆を挽いてコーヒーを淹れ、野山の恵みを食卓にならべる。草木染め職人の松本さんは、山桜で染めた糸を夫婦並んで手織りする。色鮮やかな着物が仕立てあがるころ、娘さんが成人式を迎えた。
悠々自適、気ままな田舎暮らしに見えるけれど、ときには自然はきびしい。冬ともなれば雪がしんしんと降り続け、来る日も来る日も雪かきに追われる。ひとりでは生きられない。芽葺きや稲刈りも協働作業だ。木暮さんのまわりには不思議と個性ゆたかな仲間が集まり、ことあるごとに囲炉裏を囲んで宴がはじまる。歌と笑い、もちろんお酒もかかさない。そうやって、ここでは新しい形の「結」がゆるやかにいきづいている。
ある春の朝、大きな地震がおきた。木暮さんの家も全壊したが、彼は再建を決意する-。
【『阿賀に生きる』『阿賀の記憶』のスタッフたちが見つけたドキュメンタリー映画の新たな地平】
手間を惜しまず丹念に育てられた米や野菜が、私たちの日々の暮らしを彩るように、心をこめて作られた一本の映画が、人生のたいせつな糧となることがあります。『風の波紋』は、『阿賀に生きる』『阿賀の記憶』のスタッフたちが5年の歳月をかけて、じっくりと作りあげた映画です。ぜひ劇場のスクリーンでご堪能ください。
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