公式サイト: http://7400-movie.com/
一人の男を救うために、世界10カ国の登山家が集結した。“生きること”を感じる、感動のドキュメンタリー!【1週限定上映】
【原題】Pura vida - The Ridge
【監督】パブロ・イラブ,ミゲルチョ・モリナ
【キャスト】イナキ・オチョア・デ・オルツァ,ウーリー・ステック,ホリア・コリバサヌ,デニス・ウルブコ,アレクセイ・ボロトフ
2012年/スペイン /81分/ドマ/DCP上映
2月28日(土)〜3月06日(金) |
16:50〜18:15 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
登山者の死亡率約40パーセント!死の山と呼ばれるアンナプルナ
“キラー・マウンテン(死の山)”と呼ばれるアンナプルナ。世界で最も危険な山として知られ、登山者の5人に2人が命を落としているという。特にアンナプルナ南壁は、世界で最も危険なルートと言われ、山頂まで8,000mの道程の中、標高7,500m地点で7キロも続く尾根を横断しなければならない。2008年5月、スペインのベテラン登山家イナキ・オチョア・デ・オルツァは、頂上に向かう途上で高山病に襲われるという危機的な状況に陥り、同行者のホリアがSOSを発した。その報を受けた世界10カ国の12人の登山家たちは、自らの死をも覚悟するほどの危険な場所への救出活動に出向いた。2013年10月にアンナプルナ南壁単独登頂に成功したスイスの登山家ウーリー・ステックは、自らの登山プランを断念してまで参加した。ほかにも2014年ピオレドール賞審査員に選ばれたロシアの登山家デニス・ウルブコ、さらには2013年5月にエベレストで亡くなった、ロシアを代表する登山家アレクセイ・ボロトフなど、数多くの世界的に有名な登山家たちが躊躇なくアンナプルナへ向かったのだ。
それから数年後、カメラは、この救出活動に参加した12人を世界各国に訪ねる旅に出て、当時の貴重な映像を織り交ぜながら、 イナキの救出活動を振り返った。彼らの言葉には、山に命を預ける登山家たちのゆるぎなき信念とともに、 人間の尊厳や生きることについての心を揺さぶる力強い言葉の数々があふれていた! この広い地球に生きる我々にとって、本当に大切なものは何なのか?この映画を観た全ての人に、彼らの言葉から勇気や希望を感じとってほしい。
「誰かの身に何かが起きれば、ただ救うことしか考えられない。他の選択肢は存在しないんだ」その強靭なスピリットに、 登山界のアカデミー賞と言われるピオレドール賞が授与された。2009年、この世紀の救出活動に参加した死を畏れぬ勇気ある 登山家たち<ウーリー・ステック、ホリア・コリバサヌ、デニス・ウルブコ、アレクセイ・ボロトフ、ドン・ボウイ>に対して、 ピオレドール賞“登山家の精神賞”が与えられたが、この賞は、命を賭して救出活動に従事した登山家への勇気を称えた賞であり、 2006年に創設されて以降現在まで、この賞を与えられたのはこのアンナプルナ南壁の救出活動のみである。 生死の境をさまようこともある登山界の人々にとっても、彼らの精神がどれだけ重要なものであったかが伺われる受賞となった。
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