公式サイト: http://hidamarihausu.com/
愛する妻と仲間のために、パウルじいさんは、ベルリンマラソン完走を目指します。
【原題】Sein letztes Rennen
【監督】キリアン・リートホーフ
【キャスト】ディーター・ハラーフォルデン,ターチャ・サイブト,ハイケ・マカッシュ,フレデリック・ラウ,カトリーン・ザース
2013年/ドイツ/105分/アルバトロス・フィルム/DCP上映
4月18日(土)〜4月24日(金) |
12:05〜14:05 |
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4月25日(土)〜5月01日(金) |
16:55〜18:50 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
元オリンピック選手で伝説のランナー・パウルは、最愛の妻の病気をきっかけに夫婦で老人ホームに入居する。
忙しく働くひとり娘に負担をかけられないからだ。70歳を越えても心身共に健康なパウルは子供だましのレクリエーションや規則にとらわれる施設側の態度に耐えられず、ウン十年ぶりに走り始めることに。
目標はベルリン・マラソン完走!呆れ顔だった妻も、パウルの熱心な姿に影響されて名サポート役に復帰。パウルの若き日を思い出した元詐欺師で片思い中のフリッチや優雅で美しいジャンヌ・モロー気取りのモートホルスト婦人、バイオリニストの娘を自慢するはラビンスキー夫人など個性的でチャーミングな入居者たちはにわか応援団を結成し、ホームは賑やかに変わっていく。
ところが、大会が近づいたある日、妻が倒れるアクシデントが!最大の理解者を失って動揺するパウルを施設は「老人性うつ」と診断。自由に走ることすら許されない状況に。
果たしてパウルはベルリン・マラソンに出場することができるのか――?
主演はドイツが誇る国民的喜劇俳優ディーター・ハラーフォルデン。マラソン初挑戦の彼は、役作りの為に9キロの減量に成功。パウル役を体当たりで演じ、見事に史上最高齢でのドイツ映画祭最優秀主演男優賞に輝いた。監督は本作で長編デビューとなるドイツの新鋭キリアン・リートホーフ。高齢の男性がマラソンによってうつを克服したという小さな新聞記事を元に、ドイツでも関心の高い高齢者問題や介護事情を盛り込み11年間練り続けた。何歳になっても目標に向かう大切さを教えてくれる本作は、心温まる人生賛歌として今後も愛され続けるだろう。
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