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“負け組”中年たちが復活をかけてバドミントン・チームを結成?!香港で大ヒットのバドミントン版『少林サッカー』が登場!
【終了日:12/11】
【原題】Full Strike
【監督】デレク・クォック,ヘンリー・ウォン
【キャスト】ジョシー・ホー,イーキン・チェン,ロナルド・チェン,エドモンド・リョン,ウィルフレッド・ラウ
2015年/香港/108分/アンプラグド/DCP
12月05日(土)〜12月11日(金) |
19:00〜20:50 [レイト] |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
【バドミントン版の『少林サッカー』登場!】
日本でも興行収入30億円を超える空前の大ヒットとなった『少林サッカー』(01)。監督・主演を務めたチャウ・シンチーがカンフーとサッカーを組み合わせるという奇想天外なアイデアを具現化し、香港映画の存在を世界に知らしめた。そこから14年。ついに今年、バドミントンを題材にした新たなスポーツコメディが登場!監督は奇しくも、前作『西遊記~はじまりのはじまり~』でチャウ・シンチーと共同監督&脚本を務めたデレク・クォック。ビジュアル・エフェクトの第一人者ヘンリー・ウォンとのコンビで熱血バドミントン・コメディが完成した。
マイナースポーツと思われがちだが、アジアはもちろん日本でもバドミントン人口は多く、サッカーや野球よりも多い940万人もの愛好家がいる超人気スポーツなのだ。どんなに負けていてもきっと逆転できる。負け犬よ、打て、全力で!!
【『マッドマックス』を押さえて大ヒット!】
本作は3月の大阪アジアン映画祭でプレミア上映され連日満席となる盛況ぶりで会場を沸かせた。5月には香港で公開されると並み入る大作を抑えて、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に次ぐ初登場2位を記録。世界中で大ヒットを記録中の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を上回る成績を収めたこともニュースとなり、続編の企画すら上がっているという。ハリウッド大作に押されがちな昨今の香港映画マーケットの中で大健闘を見せた。
【熱血スポーツ映画を生み出した新時代のクリエイター】
香港ニューウェイブ第一世代のジョン・ウー、アン・ホイ、第二世代のウォン・カーウァイらにつづく第三世代の旗手として注目される若手監督のデレク・クォック。監督デビュー作『野。良犬』(07)(第3回アジア海洋映画祭イン幕張グランプリ受賞、第27回香港電影金像奨新人監督賞ノミネート)の頃から、彼は好んで社会や組織の片隅に追いやられた敗者、人生のどこかでつまずいた失敗者を取り上げつづけてきた。本作でも、それぞれ人生に挫折し、社会のなかで居場所や目標を見出せないでいた主人公たちが、バドミントンというスポーツを通じて互いに手を結び合い、再び生きる喜びと居場所を見出していく姿を、何よりも主題として描き出そうとしている。これは「努力を続けるすべての失敗者に捧ぐ」映画だ。
【STORY】
かつてバドミントンの女王として君臨していたサウ(ジョシー・ホー)は、プライドの高さと短期な性格が災いし、試合中に暴力事件を起こしてしまう。以来10年間、バドミントン界から永久追放されていた。7年連続チャンピオンという並外れた実力も人気もあったのだが、今は兄が経営するレストランで目標もなく淡々と雑用をこなす毎日を送っていた。ある晩、シャトルの形をした隕石が落ちたかのような不思議な厳格を体験したサウは、その奇妙な出来事をきっかけに、強烈な個性を持つ男4人組と出会うこととなる。
酔っぱらいのバトミンドン師匠ッ・クンクワン(アンドリュー・ラム)、片腕のラム・チウ(エドモンド・リョン)、弱視のマー・クワン(ウィルフレッド・ラウ)と、最も危険な男、リーダーのラウ・タン(イーキン・チェン)。 12年前、性悪なチンピラだった彼らは強盗を繰り返していたが、刑期を終えて出所して以降、新しい人生を送ってきた。更生した彼らは、“決して諦めるな。必ず逆転できる”を合言葉に「ラウ・タン バドミントン同好会」を作り、失った青春を取り戻すかのように日々トレーニングに精を出していた。そんな“負け組”の彼らが必死で頑張る姿を見たサウは、長年忘れていたバドミントンへの情熱を取り戻していく・・・。
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