7/8（木）に飯田橋の名画座ギンレイホールさんにお伺いしてきました。
実は5月から加わった当館スタッフSが、ギンレイホールさんのスタッフさんとご縁があり、6月にまずは当館へお越しいただきました。
そして今回は、そのご縁にしがみつけ！とばかり、スタッフSと小林の２名で押しかけてしまったわけです。
手入れの行き届いた館内（ごちゃごちゃした当館とは対照的…？）、
録音ではない場内アナウンスなど、歴史ある劇場を大事に運営されていることに感銘を受けました。
せっかくなので『すばらしき世界』を観たあと、周辺も散策してみましたが、一本裏通りに入れば、小さなお店が連なる味わいのある街並み。また時間をかけて訪れてみたいです。
開館60年をギンレイホールさん。その歴史も少し教えていただいたのですが前身となった映画館「銀鈴座」は戦後開場するも、その数年後の1958年にクリスマスに火事で焼失して、写真も一切残っていないそうです。
同じ建物内にある事務所にご案内いただく際に「エレベーターがなくて、階段で４階なんですが」と口々に言ってくださったのが印象的でした。もっと歩いて上がりたいくらいナイス会館でした。
ギンレイホールさんは、全国の映画館や施設で廃棄されてしまう映写機を回収して、成田の倉庫に保管されています。フィルムだけあっても映写機がなければ、フィルムの映画は上映できません。映画館が大変な時代にも関わらず、頭が下がります。
そのマル秘？映写機倉庫の様子が、7/17（土）22:30〜BSプレミアム「山田洋次の青春～映画の夢 夢の工場～」で映るそうです。機会があれば、ぜひご覧ください。
長々と見学させてきただき、本当にありがとうございました！